iPhone 7

アイフォンセブン

ホームボタンの反応

iPhone6S以前の端末は「押す」タイプのホームボタンでしたが、iPhone7以降は静電容量式センサー技術を採用した感圧式（センサー）のホームボタンに変更されました。押したときに本体内部に向かって動くのではなく、指が置かれたことや押したときの強さを感知するものです。ホームボタンを押すとクリックした感覚がし、このクリックの感度は設定で3つの中から選択することが可能です。
そんな新しく導入された機能ですが、反応しないという不具合が多く報告されています。
突然反応しなくなってしまった場合は、まず再起動をしてみましょう。それでも直らない場合は、一度端末をリセットすることで解消されたというケースもあるようです。また、感圧式（センサー）のホームボタンは保護フィルムなどがついていると反応しないことがありますので、保護フィルムやケースなどでホームボタンが覆われていないかの確認も必要です。
同様に埃や手脂がホームボタンに溜まってしまうと反応しなくなりますので、ホームボタン部分を清潔に保つことも大切です。手袋（静電容量式センサー技術に対応した手袋であれば可）や爪、濡れていたり汚れている指だと反応しないこともあるようなので、ホームボタンだけではなく操作する指も清潔な状態で、センサーが反応しやすい部分でタッチするようにしましょう。

これまでのiPhoneであれば、ホームボタンが壊れた際の対策としてAssistive Touch機能をオンにして画面上に出現させていましたが、iPhone7に関してはホームボタンの部品不良を認識すると自動で画面上に仮のホームボタンが出現するようになっており、画面上に「Touch IDは反応していません」という警告も現れます。
しかしながら、iPhone7のホームボタンが壊れてしまった場合は、部品を交換しても修理が出来ない仕様になっているため、Appleに相談するか端末を買い替える方法しかありません。

Appleサポート窓口では動作不良に対する問合せをしても対応してもらえない場合が多いため、メーカーでの修理や相談をご検討のお客様は、iPhone7を購入されたショップやキャリア窓口に直接お問合せ頂くことをお薦め致します。