iPad 4

アイパッドフォー

アプリ起動時のフリーズ

アプリを起動すると、フリーズ・強制終了などが起こり、動作が不安定になる不具合が報告されています。これらはメモリが不足していることで起こる症状で、多くの場合はバックグラウンドで複数のアプリを開いていることにより発生しています。バックグラウンドで開いているアプリが複数ある場合は、使用していないアプリを消すことによりメモリに空きができますので、動作が安定します。

※ホームボタンをダブルクリックすることにより開いているアプリが表示されますので、消したいアプリ上でスワイプすることでアプリが終了します。

また、ダウンロードしていても普段は使用していないアプリがある場合も、これらを消すこと(アンインストール)で端末自体の空き容量が増え、動作の安定につながりますのでおすすめです。

iOS10による不具合

iPhone7 PlusやiPad Proなど向けに大型アップデートバージョンiOS10がリリースされていますが、旧型モデルを最新バージョンにアップデートすると文鎮化(ぶんちんか)と呼ばれる症状が発生します。

※文鎮化・・・処理速度が遅くなり、フリーズして全く動かなくなる症状

文鎮化してしまった場合は、端末の再起動をしてみてください。それでも改善されない場合は、Wi-Fi経由でのアップデートや、パソコンでiTunesを起動しiPadをケーブルで繋いで再アップデートをすると改善する場合があります。これらすべてを行っても操作できない場合は、ソフトウェアが破損してしまった可能性がございますので、Appleのサポートセンターに相談していただくことをおすすめ致します。（ソフトウェアは非正規店では修理不可です）

【最新バージョンへのアップデートについて】

iOS10は「歴史の中で最大のアップデート」と言われ、多くの新機能の追加や既存機能の改善など大幅なバージョンアップがされています。

新機能の中でも一番注目されているのが、ロックされている端末を持ち上げるだけでロックが解除されるという機能です。他にも写真アプリの機能が多様化し、地図のアプリで乗り換え検索が可能になり、Siriがさらに賢くなるなど、魅力的な内容になっています。

iOS10に限らずこのような大幅な変更があると旧モデルには負担が大きく、前述のような不具合だけでなくバッテリーの急激な劣化など様々な問題が起こりますので、発表後すぐにアップデートをするのではなく、いろいろな情報を入手して様子を見ることを強くおすすめいたします。

Appleサポート窓口では動作不良に対する問合せをしても対応してもらえない場合が多いため、メーカーでの修理や相談をご検討のお客様は、iPad 4を購入されたショップやキャリア窓口に直接お問合せ頂くことをお薦め致します。