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photo:Galaxys8.info
Galaxyに関わらず、スマートフォンで使用されているリチウムイオンバッテリーは、1年以上の通常使用で徐々に消耗が激しくなります。これは、充電できる容量が徐々に低下していくためです。スマホの購入から1年未満にも関わらず、バッテリーの持ちが悪くなってきたという場合は、バッテリーの消耗でなく、その他の要因によるものと思われますので、幾つか、対策を取ってみる必要があります。
バッテリーの消耗具合に異常を感じたら、まずはデータのバックアップを取ることを推奨しております。バッテリーに異常があるということは、ソフトウェアが誤作動を起こしてしまっている可能性もあり、大きな故障に繋がることもあります。iPhoneとは異なりAndroidスマートフォンはデータのバックアップがとても簡単です。キャリアからも推薦されており、多くのユーザーが使用している「JSバックアップ」というアプリをお薦めしています。Google Playから無料でインストールできます。microSDカードを装着した状態でアプリを起動すれば、とてもわかり易いインターフェースに沿って、連絡先・写真・音楽・動画などをmicroSDカードにデータをバックアップできます。「JSバックアップ」を使った詳しいバックアップの手順は、こちらのサイト(DropboxNavi)をご参考下さい。
スマホアプリは、アプリを使用していなくても、バックグラウンドで動いている場合があります。したがって、アプリを大量にスマートフォンにインストールすると、消耗が激しくなる原因になります。したがって、あまり使用しないアプリは、定期的に端末から削除(アンインストール)することをお薦めいたします。
端末を使用していると、時折、ソフトウェアのバージョンアップを求められます。これは、元々、セキュリティ対策や、よりスマートフォンを使いやすくするための機能を上げることが目的ですが、残念ながら、OSのバージョンを行った直後から、バッテリーの持ちが悪くなってしまう、といったケースも存在します。その為、本来はセキュリティの懸念などを考えると常に最新のOSにバージョンアップすることが適切ではありますが、実際のところ、OSを常に最新のバージョンにアップデートする方は少ないのが現状です。当店としても、OSのバージョンが更新された直後のアップデートは見送ることをお薦めしております。
バッテリーの経年劣化によって、バッテリーの持ちが悪くなるのは珍しくない症状ですが、危険なのは、バッテリーの劣化によっていきなり電源が切れてしまい、起動ができなくなるという症状です。この場合、バッテリーの劣化が原因であるなら、バッテリーを交換すれば100%治ると考えがちですが、そうではありません。急なシャットダウンは、パソコン等と同様、コンピュータのシステムにダメージを与えることがあるためです。
リチウムイオンバッテリーは、通常使用していても2年前後で劣化が著しくなるとされていますが、使用状態によっては1年程度でバッテリーの機能が大幅に損なわれることがあります。その要因は、過放電と過充電です。過充電とは、充電が完了したまま充電ケーブルをスマートフォンに差し込んだまま長く放置したり、異なる電圧の充電ケーブルを使用した時に起こる状態です。お客様からもよくご質問いただきますが、実は過充電がバッテリーに著しいダメージを与えていたのは過去の話です。現在はスマートフォン側のマイコンによって過充電を防ぐよう制御がなされています。問題は過放電のほうです。充電がカラになった状態で放置しておくことは、バッテリーの劣化を促進させます。その他、特に夏場と暖房器具を使用する冬場、充電したまま布団などの上に置いておくと端末内の温度が40度近くまで上昇することがあります。端末の充電はできるだけ保温性の低いテーブルの上などで行うのがオススメです。
2014年までに発売されたGalaxyスマートフォンは、キャリアショップなどでバッテリーを注文すれば、本体の背面カバーを外すことによって、ユーザー自身でバッテリーを交換することがが可能でした。しかし、2015年以降に発売されたモデルではバッテリーが内蔵型となり、ユーザー自身の手によってバッテリー交換はできなくなってしまいました。バッテリーの膨張によって、液晶パネルを中心に様々な部品に機能障害を起こす可能性があります。実際に、起動しなくなった状態でGalaxyお持ち込み頂いたお客様のうち、"もう少し早くご相談いただければ修復できた可能性が高い"というケースも多くございます。そのため、もし「バッテリーの持ちが明らかに悪くなった」「画面が少し浮いてきたような気がする」「シャットダウンを繰り返す頻度が著しく増えた」といった症状がみられた場合は、ぜひお早めにご相談いただければと思います。