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photo:thehikaku.net
iPadにはWi-Fi、Cellularの2種類のモデルが存在します。Wi-Fiモデルは通信手段がWi-Fiに限られており、データ通信を行うにはWi-Fi環境が必要になります。しかし、CellularモデルはWi-Fi通信とモバイルデータ通信の両方を使用することができるため、Wi-Fi環境がなくてもデータ通信を行うことができます。しかし、動画を観たり、データ通信を継続的に必要とするアプリを使用すると、気づかないうちに通信速度制限になってしまうケースが多く、大きなデータ通信を要する場合にはWi-Fi接続が推奨されます。いずれのモデルでもデータ通信を行うにはWi-Fi機能が必要であり、Wi-Fiモデルに至っては故障してしまうと致命的です。
iPadにはWi-Fiアンテナが搭載されていますが、Wi-Fiアンテナはとても小さく軽量なパーツで、水没以外では物理的に故障することは滅多にありません。Wi-Fi接続の不具合はiOSソフトウェア起因による可能性が非常に高く、部品交換による修理で改善しないケースがあります。まずは再起動(スリープボタン、ホームボタンを長押し、リンゴマークが表示されたボタンを離す)を行い、それでも改善しない場合は、以下の対処方法をお試しください。
「設定>機内モード」へ進み、ON/OFFの切り替えを数回繰り替えた後、最終的にOFFの状態に戻してください。もしくは下からスワイプしてコントロールセンターを開きます。コントロールセンターに表示されている機内モードのアイコンをタップすることで簡易に切り替えが可能です。
「設定>一般>リセット>ネットワーク設定のリセット」に進み、ネットワーク設定を一時的に初期化をすることでWi-Fiの接続不具合が改善する可能性があります。
過去のiOSには、Wi-Fiの接続が不安定になる不具合が報告されており、これはiOSのソフトウェアアップデートで改善を試みる必要があります。ソフトウェアアップデートには、電池残量が50%以上、Wi-Fiの環境が必要ですので、この場合iTunesに接続してアップデートを実行しましょう。
コントロールセンターに表示されるWi-Fiのアイコンをタップしても反応がなく、灰色になったまま切り替わらないグレーアウト現象と呼ばれる症状があります。通常は「設定>Wi-Fi」に進むことでWi-FiのON/OFFを切り替えることができますが、グレーアウト現象は文字が灰色に薄くなり、OFFから切り替えができなくなってしまいます。これは、iOS7以降に頻発していた不具合として報告されており、ソフトウェアアップデートで改善する場合もあれば、改善しなかったという事例もあります。ソフトウェアに欠陥が生じたことが大きな原因で、この状態に陥ってしまった場合は、Wi-Fiアンテナの部品交換で改善する可能性は非常に低くなります。対処方法として上記の「再起動」「ネットワーク設定のリセット」「iOSソフトウェアアップデート」をそれぞれ行い、万が一、改善しない場合は、Apple正規店、もしくは正規プロパイダで対応してもらいましょう。