Xperia修理｜
近接センサー故障

photo:Sony Mobile

近接センサーとは、通話中に液晶モニターの表示を非表示にし、誤操作を防ぐ機能です。黒いXperiaではセンサーが見えづらいですが、センサーは液晶上部にあり、通話中にフロントカメラの辺りを手で覆ったときに、画面が真っ暗になれば近接センサーが正常に動いている状態といえます。 Xperiaには、「ジャイロセンサー」「加速度センサー」「GPS」「コンパス」など、様々なセンサーが備わっておりますが、近接センサーを含めセンサーにまつわる異常や不具合はその殆どがソフトウェアの誤作動によるもので、基本的には、部品交換によって修復することはできません。また、Xperiaは古いモデルから、近接センサーがうまく反応しない等の不具合が定期的に上がっており、ソフトウェアのアップデートによってその都度改善されています。

通話中にXperiaが誤作動

通話中の動作に入り、Xperiaを耳元に持ってきても、画面が表示されたままで誤操作をしてしまう事があります。これは、近接センサーの反応が遅いためです。元々、Xperiaは他のスマートフォンよりもこの近接センサーの反応速度が若干遅いとも云われています。最新のソフトウェアにアップデートすることで解消したという報告も多くありますので、これに該当する方はぜひ一度ソフトウェアのアップデートをお試しいただければと思います。

通話終了後に画面が真っ暗

通話を終えたにも関わらず、画面が真っ暗のままという事例があります。この事例も、近接センサーの反応速度に問題があります。少し時間が経てば、画面表示が回復する場合はまだしも、何かしらボタンを押さなければ画面表示がなされないという場合は、まずは端末のシステム再起動(音量キー↑ボタンと電源ボタンを同時押し)を行ってみてください。それでも改善が見られない場合はソフトウェアのアップデートを。それでも症状が解消しない場合は、基板に致命的なダメージがあるかもしれませんが、もし基板に異常がなく、センサーの部品自体が外圧などでダメージを受けている場合は近接センサーの部品交換により修復が可能です。この場合、まずは新宿本店にご相談ください。

保護フィルムに注意

Xperiaの液晶は、もともと強度を高める目的で液晶に飛散防止フィルムが貼付されております。その上からさらに、液晶をガードするための保護フィルム、ガラスフィルムなどを貼る方も多くおられますが、二重で貼ることになるので、品質の粗悪なフィルムを貼ってしまうと、センサーの反応に支障が出ることがありますのでご注意下さい。