次に比較するのは去年発売されたばかりのiPhone11。 iPhone 11はiPhone SE (第2世代)と同じCPUが使用されています。 しかしながら、RAMが3GBとiPhone 11より少なくなっているのが確認されています。
まずは電源オフからの電源投入。 これはiPhone SE (第2世代)が少しだけ早く投入されたようです。
それ以外の各種アプリなどはiPhone XRと同じくほとんど差は見られなかったようです。
ベンチマークスコアに関してはiPhone 11が、マルチコア3,421とiPhone SE(第2世代)の3,083を上回っています。これは主にRAM容量による差となっています。 一方、シングルコアiPhone 11が1,334に対し、iPhone SE (第2世代)は1,338とほとんど差がありません。
iPhone 11との比較に関してもiAppleBytesはiPhone 11の使用感が気にならなければダウングレードにあたるiPhone SE (第2世代)に買い替える必要はないと断言しています。
iPhone SE (第1世代)とiPhone SE (第2世代)
次に比較するのは4年前に登場したiPhone SEの第一世代との比較です。 内部に搭載されているのはA9プロセッサと2GBのRAMで、内部の部品に関しては明らかにiPhone SE (第2世代)が上回っているのが分かります。
電源オフからの電源投入。 端末の立ち上がりに関してはiPhone SE (第1世代)の方が早く立ち上がりました。
しかし他のアプリの立ち上がりなどは明らかにiPhone SE (第2世代)の方が早く表示されているのが確認できました。 しかし、iPhone SE (第1世代)も起動までに途方もない時間がかかるという訳ではないのが確認できます。
iMovieの書き出し時間でも大きく差が付きました。 iPhone SE (第2世代)では40秒ほどで書き出せたのに対しiPhone SE (第1世代)では80秒弱と2倍程度の時間がかかります。
ベンチマークスコアを確認するとiPhone SE (第1世代)はシングルコア546、マルチコア1,040とここでも大きく差を出しています。
iAppleBytesはiPhone SE (第1世代)は動画の書き出しや大容量ゲームなどをプレイするのには非常に時間がかかりはするものの、アプリの起動や通常の操作を行う分には十分な性能を保持しているとiPhone SE (第1世代)がまだまだ現役で使えるというような内容のコメントを残しています。
iPhone 8とiPhone SE (第2世代)
見た目などからわかるように多くのパーツが共用されているiPhone 8との比較です。 iPhone 8はA11プロセッサと2GBのRAMを搭載するモデルで内部の部品だけを見るとiPhone SE (第2世代)の方が性能としては上となります。
電源オフからの電源投入。 こちらもiPhone SE (第1世代)と同様にiPhone 8の方が電源オフからの立ち上がりは早くなっています。
アプリの起動と動作に関してはiPhone SE (第2世代)の方が少しばかり早く起動、動作しているものの、大きく差が出たという分けではないようです。 また、iMovieの書き出しに関しても1秒ほどの差がでただけでほとんど使用感は変わらないようです。 iPhone 8のベンチマークスコアはシングルコアが938、マルチコアで2,179とiPhone SE (第2世代)の方が高くなっています。