iOS13.6.1にアップデートしたユーザーからバッテリーが違和感を感じるほどに熱くなってしまうとの問い合わせが最近ちらほらと見かけるようになりました。
ちょっと調べてみたところ、同じような症状が発生しているユーザーは他にもいるようで、Appleのサポートコミュニティでも報告が相次いでいます。
そして同様の症状で悩んでいたiMoreのクリスティン・チャン氏が今回の発熱問題を解決するために試したこと、解決した方法を紹介しているので、参考にしてみましょう。
もっとも簡単に行える再起動をはじめに試してみましょう。iPhoneの電源をオフにして、数分間待ってから起動させることで改善がみられるユーザーもいるようです。
ただし、1回の再起動で改善するというわけでもないようなので、あきらめずに何度か試すのがよさそうです。
次にネットワーク設定のリセット、テザリングの設定やWi-Fi、Bluetoothの設定を初期化することです。
Wi-Fiのパスワード入力やBluetoothのペアリングを再設定する必要はありますが、そこまでの手間にはならないはずなので、試す価値はありです。
それでも解決しない場合はすべての設定をリセットしてみましょう。
写真やアプリのデータなどが消えることはありませんが、前述したネットワーク設定はもちろん、Apple Payの再登録などのiPhoneを購入してから行った多くを再設定する必要があります。
かなり手間がかかってしまい億劫になるとは思いますが、チャン氏はこの手順で発熱問題が解決したとのこと。
ここまでやっても発熱が収まらない場合は最後の手段として"すべてのコンテンツと設定を消去"を試す必要があるかもしれません。
この手順では文字通りiPhone内に存在するあらゆるデータが削除され購入して箱を開けた時と同じ状態になってしまいます。
改善する可能性は高いですが、必ずバックアップを取ってから行うようにしましょう。
今回の発熱問題はデータのリセットなどで改善すること、iOS13.6以降で発生したことを考えると、おそらくiOSの問題であり、本体を交換することでの改善はできないかもしれません。
逆に言えばAppleによりiOS13.7へのアップデートが公開されることであっさり改善する可能性もありそうです。
データまで消去したのに改善されていないという方は、しばらくアップデートを待つのがいいのかもしれませんね。
source:iMore
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